恋愛系サービスで必ず目にする単語【サクラ】に【業者】。
婚活や恋活でもこのクソ野郎達があちこちで暗躍しています。
ところで、あなたはそれぞれ意味合いが違うことを知っていますか?
“運営が用意したやらせユーザー”と認識している人もいると思います。
今回はこの2つの違いをあなたに説明しましょう。
間違えやすい!サクラと業者の違いとは?
A「あのアプリにはサクラしかいねえ!」
B「マジか、業者がいるんならダメじゃん」
A「ダメダメ、ほんと業者だらけだから!」
実際こんな会話は滅多にしませんが、
話の中では業者とサクラが一まとめにされています。
しかし、実際はサクラと業者は全く違うものです。
これは私自身も長年勘違いしていたことでした。
それぞれわかりやすく解説します。
サクラは婚活サービス側で雇われたやらせユーザーであり、一般のユーザーにメッセージ機能などの有料システムを使わせようと誘導する存在です。
手口の1つを挙げると、マッチングサイトで異性とマッチング(無料)し、
その後はメッセージ交換(有料)をダラダラ続けるような相手です。
婚活サイトや恋活アプリは月額会員にならないとメッセージ交換ができません。
サクラは相手にやりとりさせるため月額会員にさせた時点で仕事は終わりです。
その後は当たり障りの無い内容や定型文をちょいちょい返して、
少しツッコんだ質問には具体的に返さずにのらりくらりとかわします。
もちろん、本当に出会う気はサラサラありません。
そして2,3日後にはサクラ側が切り、音信不通になります。
立派な詐欺行為であり、詐欺罪に当たります。
業者というものは婚活サービスとは関係ない外部からやってきて、一般ユーザーを外部の怪しいサイトへ誘導するユーザーを指します。
こちらは出会おうという雰囲気を出しつつ、
「xxx(LINEなど)でやり取りしません?」
といった感じで外に連れ出そうとします。
私が業者の被害にあった中で最も多かったパターンです。
そして連れ出した先で適当な話の流れの中で、
外部URLを貼ってあなたに踏ませようとしてきます。
業者とサクラを錯覚する原因が多すぎる
サクラと業者の誤用はあらゆる場所で広まっています。
Yahoo!知恵袋や教えてgooなどの大手質問サイトのみならず、
恋活や婚活サイトの質問SNSでも見かけるほどです。
※某大手恋活アプリサイトのサクラについての回答(クリックで拡大)
この女性の書き込みが良い例です。
男のサクラはわんさかいますと書いているものの、
LINE(サイトの外部)に早々に移行してしばらくやりとりが続き、
そこで更なる外部サイトへ誘導してくる手口は業者そのものです。
その後にヒートアップして”サクラ”の注意喚起しています。
しかし、このユーザーさんに落ち度はないのです。
それは何故か?
このような混合は普通に利用するユーザー層の間だけではなく、
多くのネット上のサイトや公式サイトでまで誤用されているからです。
※某恋活サイトでの表現(クリックで拡大)
これは既にサービスが終了しているある婚活サイトでの文言。
れっきとした公式運営サービスに掲載されているものですが、
文中では悪質な出会い系”業者”を追い出すとしているのに、
“サクラ”ゼロ宣言というタイトルや目立つ挿絵を使っています。
公式サイトながらサクラと業者がごっちゃになった良い例であり、
これでは普通の人にはサクラと業者の違いなんてわかりません。
出会いの邪魔になる輩なのは変わらないので業者?サクラ?どっちもクソだ!って思っていたのじゃからな。
さらにまだ原因があるとしたら人間の心理面でしょう。
これまでの相談やコメントを見返してみると、
サクラにせよ業者にせよ、実際に被害にあった場合、
相手が何者であれ、被害者は冷静でいられずに怒り心頭です。
実際にはその外部業者が悪く、婚活サイト自体は何も悪くなくても、
被害者の心情ではそこで被害を受けたという事実があまりに大きく、
その婚活サイトはクソ!この恋活サイトは詐欺!と評価してしまいます。
本当はサクラなんていないサービスにとっては苦しいことですが、
サクラと業者の違いがあまり認識されてない現状に加え、
被害者の心理状態を考えれば仕方の無いことと言えます。
私も被害を受けたときは怒りMAX状態でした。
他にも騙されそうになったこともありましたが、
サクラと業者の違いなど知ろうともせずに、
ただただ怒り狂っていました。
騙されたって気付いたら純粋にムカつきます。
広まりすぎたサクラと業者の意味合い、今後はどうなるのか?
前項でも触れましたが、
ぶっちゃけサクラでも業者でも普通に利用している人にとっては、
そこまで目くじらを立てて気にするようなことではありません。
無理に改善しようとしても、
婚活恋活恋愛出会い系業界が一斉に呼びかけでもしない限り、
一度広まってしまったことを改めるのは難しいと思われます。
いずれにせよ、サクラにしろ業者にしろ厄介度では同じです。
あなたや以前の管理人がそこまで気にしてなかったように、
人の恋路を邪魔してくるクソッタレには変わりません。
当面も普通の人にはサクラでも業者でもあまり差は無い認識でしょう。
他人と意見交換する際に表現を気をつけるくらいで良いと思います。
一応、サクラはその恋愛サービスによる立派な詐欺なので、
あからさまなサクラがいた場合に運営を訴えたい場合は、
サクラと立証できるような要素があれば控えておくと良いかもしれません。
サクラと業者の違い知った後、どう気をつける?
ここまでサクラと業者がどう違うのか知ることができました。
ではあなたは今後、何に注意して婚活していくべきなのか?
例えば他人の婚活サイト評価を見るときに気を付けることができます。
「サクラにLINEで外部サイトに誘導された!」
被害者はサクラ!と書いてても、このような文言があれば業者とわかります。
あなたが被害にあった場合にも違いを知っていると役立ちます。
そして仮に恋活中にサクラもしくは業者の被害にあったとします。
業者であるならば無尽蔵に沸いてきて、運営側も対策が大変です。
その時は不運だったと考え、その婚活サイトで希望はまだ捨てないようにしましょう。
たった1度業者に遭遇してしまい、もうダメだと切り捨てるのは、
出会えるはずの普通の相手とも出会えなくなってしまいます。
遭遇しても相手がいる限りは続けてみることをオススメします。
ただし、サクラは別です。
サクラと思われる相手に何度も遭遇した場合はそこから去りましょう。
ガチなサクラは運営側もグルになってるため、
単なる犯罪行為を行う集団も同然です。
そんな信頼性0の婚活サイトに金を落とす必要はありません。
私がかつて業者に遭遇した体験談も読んでほしい
最後に私がペアーズという恋活アプリで業者に遭遇したときの体験談を貼ります。
内部でマッチングしてからLINEに誘われた後、
非常に汚いかつ手の込んだやり方で外部サイトへ誘導され、
謎のポイントサイトに誘導されてしまう一部始終を書いています。
→【pairs(ペアーズ)でサクラ…ではなく業者の被害にあった!】
ちなみに被害に合った私が言うのもなんですが、
ペアーズは本当に恋人探しがはかどる優良サイトでした。
ここは恋活アプリの中でも最大手クラスであり、
参加人数も多い反面、外部からの業者も多いと思われます。
しかし、サクラらしい相手には一度も遭遇したことはありません。
とにかく人が多いので相手を選ぶことができますし、
マッチングして1度目のデートには応じてくれる人も多いです。
何よりペアーズを使って私は彼女を作れたので、
ここだけはあなたに絶対にオススメしたいサイトです。
→【ペアーズで彼女ができたぞーっ!付き合うまでに至る流れを暴露】
男性も女性も無料会員登録ができ、
プロフィール閲覧も好みの相手の絞込み検索も無料です。
本格的にやるやらないはとりあえず置いといて、
住んでいる地域に絞って相手を探してみてからでも遅くありません。
あなたの恋活の成功を祈ります!